大手ベンチャーキャピタルのa16z、Bored Ape制作スタートアップへの投資検討=報道
2022-02-04 18:20:00
シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタルであるアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)は、Bored Ape Yacht Club(BAYC)を手掛けたYuga Labsへの投資を検討しており、その企業評価額は50億ドルにものぼるという。
フィナンシャルタイムズの報道によると、Yuga Labsは数百万ドル規模の資金調達を目指しているという。この取引が成立すれば、BAYCが非代替性トークン(NFT)業界の中で最も人気のあるコレクションの1つになった後、Yuga Labsが受け入れる最初の投資になるだろう。
ただ契約条件はまだ決まってなく、交渉が途中で打ち切りになる可能性はある。a16zもYuga Labsも正式なコメントは出していない。
BAYCは、NFTマーケットプレイスであるオープンシーで2番目に多く取引されているNFTコレクションであり、総取引量は38万ETH(10億ドル)にのぼる。ジャスティン・ビーバーやパリス・ヒルトンといったセレブ界隈でも、BAYCを所有していることを公言している。
a16zがYuga Labsへの投資を検討していることは驚くことではないだろう。同社の仮想通貨関連のポートフォリオには、オープンシーやクリプトキティーズといったNFT関連企業など、41社の仮想通貨企業がある。
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