元ソース<暗号資産とブロックチェーンへの投資、2021年は過去3年の合計を上回る:KPMG
2022-02-09 07:00:00
暗号資産(仮想通貨)とブロックチェーンへの投資は2021年、過去3年の合計を上回った。世界4大会計事務所のひとつ、KPMGのレポートで明らかになった。
KPMGが年2回発行するレポート「Pulse of Fintech」の最新版によると、暗号資産とブロックチェーンへの投資は2021年、300億ドル(約3兆5000億円)にのぼった。2018年は82億ドル、2019年は56億ドル、2020年は55億ドルで、その差はきわめて大きい。
投資件数も1332件にのぼり、これまでの最高だった2018年の901件を上回った。
KPMGは、国ごとに暗号資産へのアプローチが異なっていることを強調した。特に中国によるビットコインのマイニングと取引の禁止、またそれに追随するインドの動きに触れた。結果的に暗号資産への関心はアジアで急落し、他の地域では大幅に上層した。
「ブロックチェーンを使って、重要なタスクに関連するデータ、リサーチ、分析をすべて単一の台帳にまとめ、さまざまな障壁を超えた共同活動を支援するなど、ブロックチェーンが生み出す幅広い機会への関心が高まっている」とレポートは記している。
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