アーベ、Web3ソーシャルメディアプラットフォーム「Lens Protocol」を発表
2022-02-10 08:36:18
分散型金融レンディングプラットフォームのアーベ（Aave）は、TwitterやFacebookなどの中央集権的なソーシャルメディアプラットフォームに挑戦する方法として、ポリゴン（MATIC）ブロックチェーン上でWeb3ソーシャルメディアプラットフォームのLens Protocolを立ち上げた。コンテンツ制作者はデジタルIDを自身で所有・管理する。
アーベCEO兼創設者であるスタニ・クレチョフ氏は、同社が今週開催したTwitter Spacesで、Lens Protocolについて次のように語った。
「我々は、ソーシャルメディアプロトコル、本質的にはソーシャルグラフを構築し、それらのプロファイルをオンチェーンにする。そしてオンチェーンの関係をたどり、クリエイターと観客の間でコンテンツを配布する許可がいらない方法を作りたかった」
クレチョフ氏と彼の開発チームは、現在のソーシャルメディアプラットフォームの問題点を掘り下げた。Twitterで@Zer0dotsと名乗る開発者の一人によれば、「私たちは人間だ。私たちは製品ではない。数字でもデータポイントでもない」と主張。同氏が言及しているのは、インスタグラムの写真やツイート、ユーザーのフィード上のコンテンツのことで、MetaやTwitterがマーケターにデータとして販売しているとされる。彼は、Lens Protocolが、「ユーザーが商品である」ことから、クリエイターにコンテンツの流通方法を選択できるだけの所有権を与えたいと考えていることを説明した。
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