ビットコインのドミナンスが50%下回り、イーサなどアルトコインが躍進
2021-04-26 06:52:05
ビットコインのドミナンス(仮想通貨市場における時価総額占有率)が先週、02018年1月以来初めて一時的に50%を下回った。市場はアルトコインへの投機が進んでいるようだ。
コインマーケットキャップによると、今年初めには70%を超えていたビットコインのドミナンスは、4月22日に49.35%まで下落した。
一方でイーサリアムは、22日にドミナンスのピークを迎え、15%に上昇。2021年初めから4ポイント増加している。
イーサは過去7日間の価格推移でビットコインを上回るパフォーマンスを見せ、9.5%上昇した。イーサが史上最高値から10%ほど下落しているのに対し、ビットコインは20%以上の調整だ。
さらにバイナンスコイン(BNB)は今年に入ってから、ドミナンスが0.71%から4月25日には4.17%と着実に数値を伸ばしている。バイナンスプラットフォームの採用が進んでいることや、第一四半期に6億ドル相当のトークンをバーンしたことなどの要因に支えられた。
一方で上位10位以下の仮想通貨は、2021年1月1日以降、ドミナンスは11%から18%まで上昇している。
Despite registering multiple record highs this year, Bitcoin’s dominance relative to altcoins has declined sharply. Source: CoinMarketCapこうした市場再編の動きについて、仮想通貨投資マネジャーであるコインシェアーズで最高戦略責任者(CSO)を務めるメルテム・デミラーズ氏は、「多くの人がリスク度外視で、リターンを追い求めている」と分析している。
1/ on thursday, bitcoin dominance fell below 50% for the first time in…
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