2022-02-28 12:28:42
レンディング・プログラムとICOを利用
米カリフォルニア州サンディエゴの連邦大陪審は25日、世界的なねずみ講を画策したとして、暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「BitConnect」の創設者でインド国籍のSatish Kumbhani容疑者を起訴する判断を下した。
米司法省(DOJ)の発表によると、BitConnectは、その詐欺的なレンディング・プログラムやICO(トークン販売)通して投資家を欺き、ピーク時には時価総額が34億ドル(3,930億円)に達した。Kumbhani容疑者らは、トレーディング・ボットやボラティリティ・ソフトなどのプラットフォーム独自の技術を用いて、仮想通貨市場の変動を利用した取引を行うことで、「多額の利益と保証されたリターンが得られる」と宣伝していた。
ICOとは
仮想通貨のクラウドセール。企業やプロジェクトが、取引所に上場していない新規の仮想通貨を発行・販売することで開発費や研究費を調達する仕組み。
▶️仮想通貨用語集
しかしその実情は、後にプログラムに加入した投資家の資金を、先に加入した投資家へ支払うねずみ講の運営そのものであり、詐欺行為によって投資家から合計24億ドル相当(2,774億円)を詐取していたものとみられる。
Kumbhani容疑者は、このレンディング・プログラムを1年ほど運営したのち突然、プログラムを停止。その後、BitConnectのネイティブトークンBitConnect…
長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
元ソース