2022-03-01 16:55:43
新たな研究プロジェクト始動
英ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネス・スクール傘下のCCAFは1日、新たな暗号資産(仮想通貨)研究プロジェクト「デジタル・アセッツ・プログラム」の発足を発表した。16の大手企業や国際機関が共同して、業界の課題やエコシステムのトレンドに関するデータを提供していく。
CCAFはケンブリッジ・オルタナティブ・ファイナンス・センターの略称。これまでには、ビットコインネットワークのマイニングの世界的分布を計測するCBECIなどを発表してきた。
同指標のデータは21年8月以降更新されていないものの、中国政府が仮想通貨禁止令を発表した後からは米国がハッシュレートで1位に躍り出ている。
CBECIとは
「Cambridge Bitcoin Electricity Consumption Index」の略。ビットコインネットワークのハッシュレート(採掘速度)の32%から37%に相当する大手マイニングプール4社の位置情報を基に、マイニングのデータを算出している。
▶️仮想通貨用語集
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調査内容
今回の発表では、CCAFはこれまでの研究成果をベースに、さらなる仮想通貨エコシステムの調査を行っていく「デジタル・アセッツ・プログラム」を発表。
公民の企業や機関と連携して、仮想通貨を取り巻く課題やトレンドを網羅的に分析。政策提言や世界各国の企業などの「エビデンスに基づく意思決定」をサポートする。
調査する主な題目は以下の3点だ。
仮想通貨の環境面への影響
DeFi(分散型金融)のインフラと仕組み
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