ブロックチェーン分析企業Elliptic、ロシア制裁対象者らの仮想通貨ウォレット特定へ

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2022-03-16 15:54:36

ロシアの制裁回避を監視へ

ブロックチェーン分析企業のElliptic社は14日、制裁回避手段としての暗号資産(仮想通貨)利用に関する声明を発表した。ロシアの制裁逃れを警戒して、対策と分析を強化する姿勢を示した。

私たちは、制裁回避のために暗号が悪用されないように、そしてウクライナへの残忍で違法な侵入を可能にする責任者が暗号資産を使用して富を隠すことができないように取り組んでいます https://t.co/jD7TCq1Cvy

—エリプティカル(@elliptic) 2022年3月14日

Elliptic社のSimone Maini CEOはロシアのウクライナ侵攻は仮想通貨が良くも悪くも力強い技術であることを示しているとコメント。ウクライナ政府が仮想通貨寄付の受付開始を2月末に表明してからすでに5,000万ドル(64億円)相当の支援を募った点や、ロシア市民がルーブルの急落を受け、仮想通貨取引量が急増した点は前向きな例として言及した。

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一方で、過去にはロシア政府の後援を受ける勢力が仮想通貨を利用した資金調達を実施した経緯があると指摘。ロシア政府が仮想通貨やマイニングを利用した政府公認のサイバー犯罪を実施するリスクは現存すると述べた。

過去にはイランや北朝鮮が経済制裁の影響を削減する手段として仮想通貨を利用した実績もあるため、ロシアの制裁逃れを防止するためにデータ収集や分析・調査体制を強化する方針を明らかにした。

ルーブル建の仮想通貨取引を提供する400超の仮想通貨サービスプロバイダ(VASP)を特定
犯罪利用に用いたロシア関連の1500万の仮想通貨アドレスを特定

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