ブロックファイ、Hubspotでホストされている顧客データへの不正アクセスを確認
2022-03-21 07:42:44
ニュージャージー州に拠点を置く仮想通貨レンディング企業のブロックファイ(BlockFi)は、同社のサードパーティベンダーの1つであるハブスポット(Hubspot)を経由したデータ漏洩を明らかにした。ブロックファイは、ハッカーがユーザーデータを詐欺行為に再利用しようとすことを抑止するため、この侵害について警告を発している。
発表によると、ハッカーは3月18日に、顧客管理(CRM)プラットフォームであるハブスポットに保存されていたブロックファイの顧客データにアクセスしたという。
ブロックファイのサードパーティベンダーであるハブスポットは、氏名や電子メールアドレス、電話番号などのユーザーデータを保管している。歴史的に、悪質業者はこうした情報を利用してフィッシング攻撃を行ったり、ユーザーから提供されたパスワードを使ってアカウントにアクセスしたりしてきた。
Regarding recent third-party data incident: pic.twitter.com/50z7IrQ1za— BlockFi (@BlockFi) March 19, 2022
ブロックファイはデータ侵害の全体的な影響を明らかにするため、ハブスポットの調査を支援している。流出したデータの正確な詳細はまだ明らかにされていないが、ブロックファイは、パスワード、政府発行のID、社会保障番号などの個人データが「ハブスポットに保存されたことはない」と強調した。
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