2022-03-24 14:34:56
米国の投資銀行のコーウェンは、仮想通貨・デジタル資産の専任部門を立ち上げた。
発表によれば、コーウェンデジタルと呼ばれる新しい部門は、ビットコイン（BTC）などの仮想通貨の取引執行と保管を機関投資家に提供する。
新しい仮想通貨部門を立ち上げる上で、コーウェンはコールドストレージに焦点を当てた企業スタンダード・カストディ＆トラスト・カンパニーと協力する。
コーウェンは2021年5月に仮想通貨カストディ事業に参入する計画を発表した。同社はまたスタンダード・カストディ＆トラストの親会社であるフィンテック企業PolySignに2500万ドルの投資を行っている。
発表によれば、コーウェンは過去15ヶ月間、コーウェンデジタルの立ち上げに必要なインフラとシステム構築に取り組んできたといいう。
コーウェンのジェフリー・ソロモンCEOは「コーウェンデジタルを通じて、私たちのクライアントは、私たちの機関投資家的クオリティと完全い統合されたエンドツーエンドの執行および保管機能を備えた仮想通貨及びデジタル資産市場にアクセスできるようになった」と述べている。
コーウェンデジタルの将来の機能としては、デリバティブや先物、資金調達ソリューション、および分散型金融（DeFi）や非代替性トークン（NFT）を管理するためのツールもあるという。
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米国の投資銀行コーウェン、仮想通貨の専門部門を立ち上げ
