2022-03-30 18:34:04
GameFi向けテストネットを公開
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスが開発している独自のサイドチェーン「BNB Chain Application Sidechain(BAS)」について、テストネットがローンチされた。
BASはバイナンスが開発するBNB Chain(BNBチェーン)の負荷軽減を目的としたインフラストラクチャー。dApp(分散型アプリ)の開発者やノードオペレーターは、BSCメインネットと並行して動作する独自のブロックチェーンを作成・運用できる。バリデーターセットやガス代といった各種パラメーターをカスタマイズでき、BEP121フォーマットの独自トークンを発行することも可能。最終的にPoSサイドチェーンやZKRollupなど様々な方法で実装可能になる予定。
BASテストネットの初期実装はGameFi(Game+DeFi)向けに最適化されており、既にdApps(分散型アプリ)開発者に公開されている。開発者やノード運営者は、BNBチェーンのパートナーであるNodeReal、Celer Network、Ankrが提供するワンストップ・インフラサービスを利用して、個別にサイドチェーンをデプロイできる。3者はまた、BASで独自チェーンを作成するためのフレームワークを共同設計している。
BNBチェーンのエコシステムコーディネーターであるSamy Karim氏によると、BASのユースケースはNFTゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」にとってのサイドチェーン「Ronin Network」をイメージすると理解しやすい。ユーザーはBNBチェーンからBASへシームレスに資産を移動させ、BASの超低額の取引手数料で電光石火の取引を体験できる。
バイナンスは先月、 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース 続き・詳細はこちら バイナンス、サイドチェーンの初期実装としてGameFi向けテストネットを公開