迫るトレンド維持の分水嶺 雇用統計でBTCはピンチか?【仮想通貨相場】
2022-04-01 17:00:00
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
3月31日日のビットコイン(BTC)対円相場は184,649円(3.22%)安の5,551,155円と二日続落。この日の下落でシカゴマーケンタイル取引所(CME)のBTC先物は、下ヒゲベースで窓埋めを完了した。
東京時間のこの日の相場は横ばい。2月の米個人消費支出(PCE)発表を目前に様子見ムードが広がり、570万円台での揉み合いに終始した。一方、海外時間に入り米PCEが前年同月比で6.4%と前回の6.0%から加速すると、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のため政策引き締めペースを速めるとの思惑からBTC相場は下げ足を速め、570万円を割り込んだ。さらに、欧州の経済金融委員会(ECON)と市民的自由・司法・内務委員会(LIBE)が、暗号資産(仮想通貨)の個人ウォレット規制強化案を投票で可決すると一層売りが膨らみ、BTCは560万円も割り込み、551万円近辺まで安値を広げた。
第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
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