2021-04-29 15:17:24
仮想通貨レンディング額は2兆円突破
暗号資産(仮想通貨)の取引やレンディング、カストディサービスを提供する大手ブローカー企業Genesis Trading社が、2021年第1四半期の市場観察レポートを発表。新たな市場参加者の流入が増えていることを報告した。
Genesisの機関投資家向けレンディングの責任者であるMatt Ballensweig氏は「2020年が仮想通貨へ機関が参入する時代の始まりだったとすると、2021年の第1四半期は、その流入ペースが爆発的に増加した」と言及。
第1四半期の取引量の多くが、新しい市場参加者からのもので、さらにその多くはビットコイン(BTC)を初めて保有した企業だったと説明した。
公式発表によると、21年1Qの新規仮想通貨貸与額は200億ドル(約2兆円)を超え、これは2020年第4四半期の貸与額76億ドル(約8,200億円)を163%も上回る数字となった。2018年3月のレンディング事業を開始して以来、Genesisの貸与総額は400億ドル(約4兆円)にのぼる。
企業によるビットコイン購入増加
また現物取引は、2020年第4四半期から287%増加して315億ドル(約3.4兆円)に達した。Genesisが、財務資産としてビットコインを保有することに興味を持つ企業を支援する部門Genesis Treasuryを立ち上げたことも増加に寄与している模様だ。
店頭取引(OTC取引)の額で上位100以内の顧客について、企業の割合が増加し取引量全体の25%以上を占めている。
2021年第1四半期以前は、ヘッジファンドとパッシブファンドがOTCボリュームで最大の顧客だったが、企業が第1四半期に財務資産としてビットコインを購入し始めたため、比率が変化したという。…
。
長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
元ソース
続き・詳細はこちら 仮想通貨ブローカー大手、ビットコイン購入する企業の増加を報告