元ソース<ステーブルコインUST、一時的にドル連動から逸脱──何が起きたのか?
2022-05-09 11:30:50
話題のステーブルコイン「TerraUSD(UST)」は7日、一時的にドルペッグ(ドルとの連動)を失い、0.987ドルまで下落。その後、8日には回復した。
アルゴリズム型ステーブルコインとして最大規模を誇るUSTは、議論はあるものの、暗号資産エコノミーの主要なバックボーンとなってきている。
週末のデペッグ(ドル連動からの逸脱)は初めてではない(最大でもない)が、USTがビットコイン(BTC)とアバランチ(AVAX)を購入し、準備金の強化に着手して以来、初めてのことだ。だが今回、デペッグ解消のために準備金のビットコインが売却されることはなかった。7日に数億ドルの資本が投入され、USTは1ドル程度まで回復した。
何が起きたのか?
デペッグは、USTを預け入れたユーザーに高い利回りを提供するレンディング(融資)マーケット「Anchor Protocol」からの多額の資金引き出しがきっかけとなったようだ。週末、AnchorでのUSTの預け入れ金額は140億ドルから112億ドルに減少した(USTの総流通量は180億ドル)。
また、DeFi(分散型金融)プロジェクト「Curve」の流動性プールからも1億5000万ドル(約200億円)のUSTが引き出された。引き出しは、テラ(Terra)ブロックチェーンを運営し、USTを発行する「Terraform…
長文は切り捨ている場合があります。元ソースよりご確認ください。
元ソース
続き・詳細はこちら ステーブルコインUST、一時的にドル連動から逸脱──何が起きたのか?