元ソース<ビットコインのプット・コール・レシオ、1年ぶりの高水準──市場は弱気センチメント
2022-05-23 10:50:42
ビットコイン(BTC)オプションの取引状況は、価格が2万9000ドル〜3万ドル付近で推移するなか、投資家の弱気センチメントが高まっていることを示している。
ビットコインは先週、2万4000ドル付近まで下落。20日時点で7週連続の下落となった。過去数カ月、アメリカの株式市場と高い相関関係を示している。
暗号資産調査会社デルフィ・デジタル(Delphi Digital)は20日の文書で、ビットコインのプット・コール・レシオが19日、12カ月ぶりの高水準0.72となり、データは「投資家の弱気センチメント」を示していると述べた。
「高いプット・コール・レシオは、投資家がビットコインの下落は続くかもしれないと考え、価格下落に対してリスクヘッジしていることを示しているだろう」とデルファイ・デジタルのアナリストは述べ、「昨年4月、ビットコインが2021年5月に50%以上下落する前に、プット・コール・レシオは0.96まで上昇した」と付け加えた。
出典:Delphi Digital当記事執筆時点、6万3000ビットコイン相当の建玉が5月27日に満期日を迎える。
出典:Skew暗号資産取引所Deribitは5月17日時点、70億ドルを超える建玉で、オプション市場をリードしている。4月28日〜30日の2日間で20億ドル減少した先月末から回復を見せている。
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