ボイジャー破綻の一部始終:崩壊のドミノはこうして始まった【コラム】

仮想通貨


元ソース<ボイジャー破綻の一部始終:崩壊のドミノはこうして始まった【コラム】

2022-07-15 06:00:00
ボイジャー破綻の一部始終:崩壊のドミノはこうして始まった【コラム】

ボイジャー・デジタル(Voyager Digital)はピーク時には、ユーザー数350万人(コインベースの2015年のユーザー数とほぼ同じ)を誇り、運用資産は59億ドル(約8200億円)。小規模な都市銀行か、立派な資産運用会社に匹敵する規模であった。

ボイジャーの顧客の97%は預け入れ資産1万ドル未満であり、同社が個人投資家の幅広い顧客層を抱えていたことを物語っている。暗号資産レンディングとトレーディングの大手で、(本拠地のアメリカではなくカナダではあったが)証券市場に上場された数少ないデジタル資産ブローカレッジの1つであった。

ボイジャーの未来は、最近まで明るいものに見えていた。経営陣は弱気相場、ましてやその影響を考えることなどほとんどできていなかったようだ。CEOのスティーブ・エーリック(Steve Ehrlich)氏は2021年、「市場は今、2017年とはまったく異なる様相を見せている。2017年のことは誰でも覚えている」と語っていた。

しかし結局のところ、2021年は実際には2017年に大いに似ていたようだ。どちらも、残酷なまでの暗号資産の暴落がすぐにやって来た。エーリック氏の楽観的な見方は、ひどい結果を招くこととなったのだ。

ニュージャージー州に拠点を置くボイジャーは、スリー・アローズ・キャピタル(Three Arrows…

長文は切り捨ている場合があります。元ソースよりご確認ください。


元ソース

続き・詳細はこちら ボイジャー破綻の一部始終:崩壊のドミノはこうして始まった【コラム】

タイトルとURLをコピーしました