2021-05-12 11:40:02
スタートバーンが資金調達
スタートバーン株式会社は12日、京都⼤学公認VCみやこキャピタル株式会社、株式会社東京⼤学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)および複数の投資家を引受先とした第三者割当増資により、総額11.2億円の資⾦調達を実施したことを発表した。
今回の資⾦調達により、アート作品の信頼性を守るためのブロックチェーン証明書「Cert.」の仕組み強化と国際的な普及を推進する。また、アートのためのインフラとして構築したブロックチェーンシステム「Startrail」を⽤いて、次世代NFTのインフラを提案するとした。
ブロックチェーン証明書「Cert.」とは
スタートバーンは、2020年よりアート作品のためのブロックチェーン証明書発⾏サービス「Startbahn Cert.」を開始した。Startrailに格納された情報を、紙の作品証明書のように親しみやすく利⽤できるインターフェースで提供している。
21年3月には、集英社によるマンガアートの世界販売事業「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE(SMAH)」が、スタートバーン社の提供するブロックチェーン証明書発行サービス「Startbahn Cert.」を導入した。
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作品流通の国際化や、コロナ渦での⾮対⾯販売の増加、テクノロジーに期待する若年層コレクターの増加、さらには今春報道された贋作流通問題などを背景に、アート作品の信頼性と守るための施策については、以下の5点を挙げている。
発⾏者の審査を徹底
作品とブロックチェーン上の情報の紐付けを強化
アーカイビングとしての機能を追加
デジタル作品への発⾏対応を開始
国際的な普及…
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