2021-05-18 14:00:22
位置情報ゲームに決済機能を追加
スイスを拠点とするブロックチェーン開発企業ジェルリダ(Jelurida)の技術を採用したAR(拡張現実)ゲーム「Triffic」は、決済アプリの「GPS Pay」を統合したことを発表した。Triffic、GPS Payは共に、シンガポールを拠点とするCoinerz Groupが開発するプロジェクト。
GPS Pay統合により、Trifficで獲得したゲーム内報酬をGPS Payで仮想通貨に変換、商品やサービスの決済に利用できるようになるという。
ローカルな経済活動をゲームで促進
Trifficでは、「The Triffic Map」と呼ばれる拡張現実(AR)の仮想フィールドが、現実世界の地図に重ねて表示される。ユーザーは、アプリ内の地図を利用して現実世界を歩き回り、ARで表示されるビーコンと呼ばれる位置情報発信源を見つける。
このビーコンは、いわば「宝箱」のような役割を持っており、ビーコンの種類に応じた報酬が得られる仕組みだ。報酬の中には、ゲーム内で利用される仮想通貨「GPS トークン」を付与するものもある。
ゲーム内の土地は62,500㎡(およそ東京ドーム1.3個分)ごとに分割されている。交通量の多い土地を保有すると、より多くの収入を仮想通貨の形で得られる仕組みになっているという。
また、土地の所有権をユーザーが獲得することもできる。所有権はNFTとして、Ardor chain(以下、アーダーブロックチェーン)のチャイルドチェーンであるGPS Token…
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