2021-05-20 11:10:56
仮想通貨投資戦略を検討
米大手銀行Wells Fargoの完全子会社で、投資顧問業を行うWells Fargo Investment Institute(以下、WFII)が、積極的な暗号資産(仮想通貨)投資を戦略に加えることを検討していることが分かった。
仮想通貨は規制整備が進み、特にコロナ禍でデジタル技術に対する関心が高まっていると指摘。現在は銘柄も増え、時価総額も増加したと説明している。投資リスクはまだあるが市場が成熟してきており、適格投資家であれば、しっかりと管理されたファンドを通して投資を行うことは可能だとの見解を示した。
WFIIは昨年12月、投資戦略に関するレポートを公開している。ビットコイン(BTC)やその他の仮想通貨は、まだ「投機対象」と見られているが、今後は「投資対象」へと変わる可能性があると主張。2021年は投資市場でデジタル資産が話題になる機会が増えるだろうと述べていた。
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2021年5月版のレポートでも、仮想通貨は投資可能な資産に成長すると肯定的な見方を示している。2021年5月7日時点では2.4兆ドル(約262兆円)の時価総額があり、銘柄も9,000種類超まで増えたと指摘。しかし、最近の仮想通貨市場続落の影響で、本記事執筆時点の時価総額は1.6兆ドル(約175兆円)まで下落している。
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