下値を切り上げるも動意薄のビットコイン、次の焦点は?【仮想通貨相場】
2021-06-01 08:20:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
下値を切り上げる
週末のBTC相場はもみ合い推移。日曜日のレンジ33,000~37,000ドル(約360万~405万円)から34,000~38,000ドル(370万~415万円)に小幅切り上げている。金曜日の予算教書で6兆ドル大型予算が示されるも、同時に盛り込まれていた暗号取引への規制強化に反応しBTCは下落したが、33,000ドル台でサポートされると36,000ドル台まで値を戻した。朝方、CMEのBTC先物が小さく窓を受けて始まると、日本株が軟調に始まったこともあり窓埋め方向に値を下げたが、後場に入り中国株などが反発を始めるとBTCも34,000ドル台で下げ止まった。すると、SECのリップル社内部資料開示請求を裁判所が却下したことを好感しXRPが上昇、更にシンガポールの大手銀行DBS初のSTO債発行の発表も材料視され、BTCは上昇に転じた。しかし、米英が銀行休日となる中、海外時間に入ると動意が薄れ、土曜日の高値37,000ドル台で上値を抑えられ、小幅な値動きが続いている。
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