電気自動車で仮想通貨マイニング可能になる近未来、カナダのメーカーが世界初の機能実装へ

仮想通貨



2021-06-02 11:50:59

電気自動車でマイニング

カナダの軽量電気自動車(LEV)メーカー、デイマック(Daymak)は6月1日、2023年発売予定のLEV「Spiritus」に、暗号資産(仮想通貨)インフラ「Daymak Nebula」が搭載され、駐車時に様々な仮想通貨のマイニングが可能になると発表した。

Daymak Spiritus は、駐車中の Dogecoin から Bitcoin まで、暗号通貨をマイニングする世界初の電気自動車になります https://t.co/s5CWccNGl9

— Daymak Inc (@Daymak) 2021 年 6 月 1 日

「Daymak Spiritusは、駐車中にドージコインからビットコインまで、仮想通貨をマイニングする世界初の電気自動車となる」──Daymak

また、同社はSpiritusの先行予約にあたり、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)、カルダノ(ADA)、ドージコイン(DOGE)を含む複数の仮想通貨で支払いを受け付ける。

一方、いち早くビットコイン決済の受け入れで注目されたEVメーカーのテスラは先月、決済停止を表明した経緯がある。

関連:ビットコイン急落 テスラ社のBTC決済中止受け

ブロックチェーンノードとなるLEV

Daymakは、現在特許出願中の「Daymak Nebula」技術をユーザーインターフェース(UI)に統合することで、「Spiritus全車がブロックチェーンのノードとなる」とアピールしている。

Daymak Nebulaプラットフォームは、NebulaマイナーとNebulaウォレットという二つの要素で構成される。

Nebulaマイナー:GPU標準装備により、駐車中(同社開発のワイヤレス充電パッド上、プラグインや太陽光充電時)にマイニングが可能

Nebulaウォレット:マイニング収益の回収、保管に加え、送受金や取引、さらに

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