2021-06-11 19:20:27
ドーシー氏、ライトニングネットワーク導入を示唆
SNSプラットフォーム大手ツイッター社のジャック・ドーシーCEOは11日、ビットコイン(BTC)のライトニング・ネットワークをツイッターなどで導入する可能性を示唆した。ドーシー氏は暗号資産(仮想通貨)、特にビットコインを高く評価しており、改めて最先端技術に前向きな姿勢を見せている。
ライトニング・ネットワークはビットコイン上で展開するセカンドレイヤーのオープンソースプロトコル。低コストで高速なマイクロペイメントを可能とする。
仮想通貨ポッドキャスト「Tales From The Crypt」を視聴している画面を投稿したドーシー氏は「Sphinx Chatは素晴らしい」とコメント。Sphinx Chatはライトニング・ネットワークを利用したウォレット兼チャットアプリだ。
ところで @sphinx_chat とても素晴らしいです https://t.co/72W8KoTwLq pic.twitter.com/h2rL9TmDx2
—ジャック(@jack) 2021年6月11日
また、フォロワーからの「ライトニングネットワークをBlueSkyやツイッターに導入して欲しい」というコメントに対し、「時間の問題だ」と答えた。なお、現段階では詳細は明かされていない。
時間の問題
—ジャック(@jack) 2021年6月11日
BlueSkyはツイッター社が2019年に出資を表明した分散型SNSプラットフォーム。中央集権的な企業が管理する従来のSNSとは異なり、非中央集権的なSNS実装を目指す非営利団体が開発を続けている。
ドーシーは大手決済アプリ「Square」(スクエア)のCEOも兼任しており、5日にビットコインのハードウェアウォレットの開発を検討していることを明かしていた。さらに、スクエア社は同日、太陽光発電を活用したBTCマイニング施設の建設に500万ドル(約5.5億円)を投資しており、仮想通貨関連の動向が目立つ。
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