米民主党下院議員ら、仮想通貨作業部会を結成

仮想通貨



2021-06-16 12:40:28

仮想通貨業界を調査する

Maxine Waters米下院議員(民主党:カリフォルニア州選出)は6月15日、下院金融サービス委員会のフィンテック・タスクフォースの公聴会で、暗号資産(仮想通貨)に焦点を当てた、下院民主党議員から成る作業部会を結成したと発表した。

同委員会の委員長を務めるWaters議員は、仮想通貨が急速に成長を続けていることから、「民主党議員で作業部会を組織し、規制当局および専門家の協力の下、不明な部分が多く、最小限に規制された業界を深く掘り下げる」と述べた。

なお、作業部会に参加する議員の詳細は明らかになっていない。

Waters委員長は仮想通貨懐疑派として知られており、2019年に同委員会で行われたフェイスブックの仮想通貨リブラ(現在はDiemに改名)に対する公聴会でも、厳しく批判した経緯がある。

また、米通貨監督庁(OCC)の仮想通貨推進派、Brian Brooks前通貨監督官代理の一連の仮想通貨規制ガイドラインには、反対する立場を表明していた。Brooks氏の任期中には米国初の仮想通貨銀行が誕生した経緯がある。

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