Brave、グーグルから独立した検索エンジン「Brave Search」のベータ版をローンチ

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2021-06-23 12:42:46

Brave独自の検索エンジン

プライバシーに焦点を当てたブラウザ「Brave」を開発するBrave Software社は22日、独自の検索エンジンのベータ版をローンチしたことを発表した。

Braveは不正広告やトラッカーをブロックする機能を備えており、広告を閲覧することで、ユーザーに暗号資産(仮想通貨)BATが付与される「Brave Rewards」というシステムを採用しているブラウザだ。

ベータ版がローンチされた検索エンジンの名称は「Brave Search」。グーグルなどの検索エンジンの代わりに利用できるもので、ブラウザの特徴と同様にプライバシーを重視し、ユーザーの検索やクリックを追跡しない。Brave以外のブラウザでも「search.brave.com」へアクセスすることで、検索に利用することも可能だ。現在はまだ未完成のベータ版だが、今年中には、Braveのデフォルトの検索エンジンにする予定だという。

新しいプライバシー保護 #BraveSearch ベータ版は、すべてのBraveユーザー(デスクトップ/ Android / iOS)、および他のブラウザーから利用できます。 https://t.co/tBr16frkJI。 独立したインデックスの上に構築されており、ユーザー、ユーザーの検索、またはクリックを追跡しません。 https://t.co/B5xrJv9w6x

—ブレイブソフトウェア(@brave) 2021年6月22日

Brave Searchの導入計画は、今年3月に明らかになっていた。当時の発表では、買収した検索エンジン「Tailcat」をBraveブラウザの基盤にして、プライバシーを保護した検索エンジンの導入を目指すと説明。「市場シェア90%を占めるグーグルなど、大手IT企業から独立したサービスにする」としていた。

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