2021-04-09 06:30:00
暗号資産市場には「コインベース効果」という言葉がある。カルダノ(ADA)のような比較的に新しい暗号資産が米大手暗号資産取引所のコインベース(Coinbase)に上場されると、価格が一気に上昇することを表す言葉だ。
この現象は以前から知られていたが、今回、暗号資産分析会社のMessari(メッサーリ)が、コインベースに上場した暗号資産の取引開始から5日間の価格変動を調査し、バイナンス(Binance)やFTX、オーケーエックス(OKEx)、クラーケン(Kraken)、ジェミニ(Gemini)などの他の大手暗号資産取引所と比較した。
そして、「コインベース効果」は本物であると結論づけた。
上場後5日間で91%上昇
「コインベースに上場された暗号資産は、91%という最も高い平均リターンとなっている。同時にマイナス32%からプラス645%と広いレンジに分布している」とメッサーリのアナリスト、ロベルト・タラマス(Roberto Talamas)氏は「The Crypto Exchange Pump Phenomenon」と題したニュースレターに記した。
コインベースに上場した新たな暗号資産は、カルダノ(ADA)をはじめに、ankr(ANKR)、curve DAO token(CRV)、storj(STORJ)、ファイルコイン(FIL)などだ。
カルダノは、コインベースが3月16日に同暗号資産を上場する計画を発表した際、ライバルの取引所のクラーケンにおいて2日間で36%上昇した。だがコインベースで取引が始まった3月18日には逆転した。
コインベースでの取引開始後5日間のデータを見ると、「District0x(分散型マーケットプレイスとコミュニティのためのプラットフォーム)とCivic(ID認証ソリューション)が、それぞれ645%、493%の上昇となった」(タラマス氏)。
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