2021-08-22 07:00:00
米州評議会が主催したオンラインイベントにおいて、ブラジル中央銀行のロベルト・カンポス・ネト総裁は、透明性の高い決済ネットワークや自行のデジタル通貨プロジェクト、仮想通貨の規制について意見を述べた。
19年の就任以来、カンポス・ネト総裁は仮想通貨空間を積極的に支持している。その進歩的な政策決定は、ブラジルの金融インフラの近代化を目指す投資家と企業・団体の双方にとって心強いものとなっている。
イベントの中で、仮想通貨への規制適用について、総裁はブラジル証券取引委員会と継続中の複数の協議に言及した。
「金融市場は大きく変化しており、今ではデータがすべてになっている。われわれは規制のやり方を一新する必要がある」
QR Capitalのフェルナンド・カルバーリョCEOは先月、コインテレグラフ・ブラジルに次のように語っている。
「ブラジルの規制当局は仮想通貨市場の成熟を認識しており、そうした新しい資産クラスを試そうとしている投資家に、規制された商品を提供することの重要性を理解している。」
政府の支援を受けたデジタル決済イニシアチブ「PIX」が国内で導入されたのを受け、ブラジルはここ数年注目を集めている。PIXは現在、国民の45%に相当する9600万人以上に使用されている。また、PIXは仮想通貨取引所のOKExと提携し、ブラジルレアルでのテザー(USDT)購入をサポートしている。
先週には、投資会社ハッシュデックス・アセット・マネジメント(Hashdex Asset…
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