2021-09-29 17:00:10
エンタメ向けチェーン
「Flow」は、NFT市場を牽引するDapper Labsが独自に開発した、エンターテインメント特化型のブロックチェーンだ。
Dapper Labsがリリースしたゲーム「CryptoKitties」が大ヒットする中、イーサリアムブロックチェーン基盤のトランザクション詰まりや取引手数料のガス代高騰など、スケーラビリティ(拡張性)の課題に直面してきたという経緯があった。
そうした中、Flowブロックチェーンはスケーラビリティ問題を解消し、取引手数料を気にすることなくdApps(分散型アプリ)を使えるように開発されている。
スケーラビリティ問題とは
スケーラビリティー問題とは、取引処理が遅延してしまうような「拡張性」の問題を指す。
▶▶仮想通貨用語集
Flowの仕組み
Flowでは、ブロック承認プロセスを「収集、コンセンサス、検証、実行」の4つに分割し、それぞれのプロセスを各ノードとバリデータが分散処理することで高速化を実現した。
従来のシャーディングやレイヤー2ソリューションでは、実行環境からACID(Atomic, Consistent, Isolated, and Durable)保証を取り除くことで、dAppsやスマートコントラクトのコンポーザビリティを壊し、ネットワーク効果を低下させるという効率性の難点があった。
しかしFlowでは、すべてのアプリがプラットフォームになり得るよう設計されている。Flow上のスマートコントラクトとユーザーアカウントは、常に1つのACIDトランザクションで相互のやりとりができるようにすることで、開発者にとってFlow上のアプリを容易に構築することが可能となった。
NFT市場の先駆的サービス
2018年に創設されたDapper…
。
長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
元ソース