元ソース<熊谷代表が考えるNFTの理想の効力と、GMOの戦略
2021-11-01 08:27:51
NFT(非代替性トークン)は、インターネットとブロックチェーンに次いで人生で3番目に大きな出会いだ──GMOインターネットグループ代表の熊谷正寿氏は6月の記者会見でこう話した。
北米や欧州、東南アジアで急成長しているNFTビジネス。日本でもビッグテック企業が今年、NFTを発行・取引できるプラットフォームの運営を開始し、プロ野球チームや音楽家、YouTuber、アニメやゲームなどのIP(知的財産)ホルダーがNFTの活用を続々と始めている。
NFT(ノン・ファンジブル・トークン=非代替性トークン):ブロックチェーン上で発行される代替不可能なデジタルトークンで、アートやイラスト、写真、アニメ、ゲームなどのコンテンツの固有性や保有を証明することができるもので、NFTを利用した事業は世界的に拡大している。
GMOは日本最大級のインターネットコングロマリットとして、インフラ事業、広告・メディア、ゲーム、金融サービス、暗号資産(仮想通貨)取引サービスなどを展開しているが、8月にNFTマーケットプレース「Adam byGMO」をローンチさせた。
世界中でNFTのさらなる成長が期待される中、NFT市場の展望と事業戦略について、熊谷代表に聞いた。
IPホルダーの復権の場
熊谷代表が考えるNFTの理想の効力と、GMOの戦略