2021-12-09 12:20:30
CBDCの国際取引を実験
国際決済銀行(BIS)は8日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の国際取引について実験を成功させたと発表した。
今回の実験「Project Jura」は、フランスとスイスの銀行間で、ユーロとスイスフランのホールセール型CBDCを、第三者機関が提供する分散型台帳(DLT)プラットフォーム上で直接送金することをテストするものだった。
なお、CBDCは、銀行など金融セクター間で決済を行うのに用いるホールセール型と、消費者が日常的な商品購入などに使うリテール型に大きく分けられる。
CBDCとは
各国・地域の中央銀行が発行するデジタル化された通貨を指す。仮想通貨との大きな違いは、CBDCは法定通貨であること。通貨の管理や決済等においてコスト削減や効率性向上が期待できる一方で、個人情報やプライバシーの保護、セキュリティ対策、金融システムへの影響など考慮すべき課題は多い。
▶️仮想通貨用語集
FX決済、トークン化されたコマーシャルペーパーの取引をテスト
今回の実験は、BISと、フランス銀行(BdF)、スイス国立銀行(SNB)が共同で実施し、CBDCによる外国為替(FX)取引の決済や、トークン化されたユーロ建てコマーシャルペーパーの発行、譲渡、償還などが行われた。
民間からは、Accenture、Credit Suisse、Natixis、R3、SIX Digital…
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