金採掘企業と仮想通貨マイニング企業に投資するETF、ヴァンエックがSECに申請

金採掘企業と仮想通貨マイニング企業に投資するETF、ヴァンエックがSECに申請

2022-03-09 10:55:00

大手投資企業のヴァンエックは、米証券取引委員会（SEC）に金採掘企業やビットコイン（BTC）マイニング企業に投資する新しい上場投資信託（ETF）を申請した。
SECに提出された文書によると、このETFは金採掘企業とデジタル資産マイニング企業の業績を反映するインデックスに焦点を当てる。このファンドでは直接もしくはデリバティブで仮想通貨に投資することはないという。

VanEck ETF Trust files with the SEC-VanEck Digital Assets Mining ETF https://t.co/pSaogEzRVW— Exchangetradedfunds (@ETFsinfo) March 8, 2022

ヴァンエックはSECにビットコインETFを申請していたが、昨年11月にSECはこの申請を拒否している。仮想通貨業界からは何年にもわたってスポット型のビットコインETFを申請しているが、当局側は今まで承認していない。仮想通貨規制が整備されるまでは、このようなETFが承認される可能性は低いかもしれない。
今年はじめ、ヴァンエックは仮想通貨ファンドの立ち上げを発表している。
このファンドは、ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）、ポルカドット（DOT）、ソラナ（SOL）、トロン（TRX）、アバランチ（AVAX）、ポリゴン（MATIC）に投資するもので、ドイツ取引所Xetraやスイス証券取引所で上場投資証券（ETN）として取引される。
米国では仮想通貨を巡る規制が今週後半にバイデン大統領が仮想通貨戦略を規定する大統領命令に署名する予定だ。
 

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