2022-04-03 15:00:44
イーサリアム混雑解消へ
20年夏のDeFi(分散型金融)好況や21年のNFT(非代替性トークン)ブームの中心地となったイーサリアム・ブロックチェーンでは、22年現在においても、dApp(分散型アプリケーション)数、ユーザー数およびトランザクション数が増加しています。
これは、ブロックチェーンの普及という観点から見ると非常に喜ばしい動向ではありますが、同時にネットワークの過剰な混雑という致命的な問題も引き起こしています。
ネットワークが混雑すると、ガス代(手数料)が高騰しトランザクションが遅延するなど、ユーザーにとっては好ましくない状況が発生してしまいます。実際、20年夏以降イーサリアムのガス代は高騰したままで、執筆時現在、10DAI(約1,100円)の送付に約25ドルも(約2,900円)かかってしまいます(ガス代は常時変動しています)。
イーサリアム・エコシステム内の多数のプロジェクトや開発者たちが、様々な方法でこの課題解消に取り組んでいますが、特に問題解決の緒になるだろうと期待されている技術が、「ロールアップ」と呼ばれる技術です。
本記事では、ロールアップ技術が注目されている理由からその仕組みに至るまで、詳細に解説していきます。
目次
開発背景
基本概要
ロールアップの仕組み
オプティミスティックとZK
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続き・詳細はこちら スケーリング問題の打開策「ロールアップ」とは|仕組みや注目点を詳しく解説