元ソース<前例から占う暗号資産規制の未来【コラム】
2022-06-26 07:00:00
ブロックチェーンエコシステムにおける大きな不確実性の1つは、将来的な規制の種類と規模。おそらく唯一確かなことは、コンプライアンス上の課題がますます増えることだ。
しかしこれは、おおむね好ましいこと。公正なルールと公平な条件が整えれば、エキサイティングで新しいエコシステムに参入したいと望む、膨大な機関投資家の資本が解き放たれる。
新しいテクノロジーのためのルール
ここで問うべきは、「いつ?」ではなく「どれくらい?」だ。現行の金融システムに存在するすべてのルールを完全かつ同様にブロックチェーンエコシステムに当てはめることはきわめて難しいだろう。
例えば現行システムでは、銀行は顧客についてかなりの情報を持ち、一般に公開することなく情報を銀行間で共有できる。プライバシーを守るためのツールや対策は急速に整ってきているが、ブロックチェーンは、元来、プライバシーをサポートするようにはなっていない。
さらに、ブロックチェーンエコシステムの中には、既存の金融システムに類似するものが存在しないツールもある。例えば、数千人ものユーザーの資産を含む、分散型で自動化された流動性プールで取引している場合、取引相手は誰になるのだろう?
政治も規制の発展に一定の役割を果たす。暗号資産やデジタルトークンでの取引が突然違法になったり、流動性を失って非現実的なものになったら、どうなるだろう?…
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