「De:Lithe Φ」のゲームトークン、Huobi Japanで開催予定のIEOについて解説 | 仮想通貨ニュース

De:Lithe 仮想通貨


今回は、De:Lithe ΦのIEOについて、大手仮想通貨取引所トレーダーとしての勤務経験を持ち現在では仮想通貨コンテンツの提供事業を執り行う中島 翔 氏(Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12)に解説していただきました。

目次

  1. De:Lithe Φとは
    1-1.De:Lithe Φの概要
    1-2.De:Lithe Φの特徴
  2. De:Lithe ΦのゲームトークンIEO
    2-1.IEOとは
    2-2.Huobi Japanで予定されるDe:LitheΦのIEO
  3. De:Lithe Φの今後の展開
  4. まとめ

22年6月22日、株式会社HashPaletteが、NFTゲーム「De:Lithe Φ(ディライズ ファイ)」のゲーム内トークンのIEOの計画を明らかにしました。IEOは国内の暗号資産(仮想通貨)取引所である「Huobi Japan(フォビジャパン)」で行われる予定です。

ディライズ ファイは、21年以降に注目を集めている、遊びながら報酬を得ることができる「Play to Earn(P2E)」を採用しています。今回は、「De:Lithe Φ」のゲームトークンIEOの詳細について、解説していきます。

①De:Lithe Φとは

1-1.De:Lithe Φの概要

De:Lithe

出典:De:Lithe Φ公式サイト

De:Lithe Φ(ディライズ ファイ)とは、20年に配信がスタートされたスマートフォン向けのゲームアプリ「De:Lithe(ディライズ)」のブロックチェーン版となります。23年上旬にリリース予定の新作ゲームです。

前身となるDe:Litheは上場企業の「enish(エニッシュ)」によって開発が行われ、サービス開始から累計で777万ダウンロードを誇る大人気のオンラインRPGゲームとなっています。

今回のブロックチェーン版ではゲームをプレイして報酬を稼ぐことが可能な「Play to Earn(P2E)」モデルを採用しており、HashPaletteが展開するNFTに特化した「Palette(パレット)」ブロックチェーン上でリリースされるということです。

ディライズ ファイでは「Play better, Earn more(上手にプレイすれば、より稼げる)」をメインコンセプトとして掲げており、これまでにない「面白い」NFTゲームをプレイヤーに届けていくとしています。

1-2.De:Lithe Φの特徴

①作り込まれたストーリー

ディライズ ファイは「命」をテーマに、神と人間の永きにわたる戦いの詩編を描いたドラマチック共闘オンラインRPGとされています。祈りの地である「ミスト」を舞台として、戦いを繰り広げながら冒険を進めていくというストーリー構造となっています。

また、キャラクターの育成や強化手段も豊富で、やりこみ要素が満載なほか、ソロプレイでもマルチプレイでも楽しめる設計となっているため、プレイヤーは自身の好みにあったプレイスタイルでゲームを楽しむことができます。

②Play to Earn(P2E)型ゲーム

De:Lithe2

出典:De:Lithe Φ公式サイト

ディライズ ファイではPlay to Earn(P2E)モデルを採用しており、プレイヤーはゲーム内のダンジョンにおいて獲得した武器や防具などのNFTアイテムをマーケットプレイスで販売し、報酬を稼ぐことができるようになっています。アイテムには希少性の高いものもいくつか用意されているため、これらはより高値で取引することが可能となるでしょう。

販売する以外にも、トークンの採掘に利用したり、スカラーシップ制度を利用してほかのプレイヤーにアイテムを貸し出すことで、採掘されたトークンのシェアを受け取ることも可能です。さらには、オーナーシップ制度を利用して、ダンジョンの所有権やPvP(1対1)およびGvG(ギルド対ギルド)の大会主催権などを獲得することで、オーナーとしての収入を得ることもできると報告されています。

このように、ディライズ ファイではアイテムやダンジョンなどに付随したエコシステムが形成される予定で、プレイヤーはゲーム内においてさまざまな経済活動を行うことが可能です。

②De:Lithe ΦのゲームトークンIEO

2-1.IEOとは

IEOとは「Initial Exchange Offering」の頭文字をとったもので、ブロックチェーンプロジェクトが発行するトークンを仮想通貨取引所が先行販売する仕組みを指します。

IEOでは一般的な取引がスタートする前にトークンをゲットできるため、市場公開より早期に購入できるというメリットがあります。通常、トークンはIEOを行なった取引所に上場する仕組みとなっており、取引所がプロジェクトの運営体制を審査するため、「ICO(Initial Coin Offering)」と比べても投資リスクが低いとされています。そのため、投資家は比較的安心して参加することができ、プロジェクトと取引所の両方にとってメリットのある資金調達方法として、現在大きな注目を集めています。

2-2.Huobi Japanで予定されるDe:LitheΦのIEO

HashPalette社とenish社の合意のもと、「ディライズ ファイ」で使用されるゲームトークンのIEOが「Huobi Japan(フォビジャパン)」で行われる計画が22年6月22日に発表されました。

デジタルアイテムを発⾏・管理・流通するためのブロックチェーンネットワークを展開しているHashPaletteはモバイルゲームの分野において豊富な実績を有しています。同社は、ディライズ ファイのリリースに向けてenish社とともに開発に取り組んでいます。

IEO実施予定のHuobi Japanは、世界最大規模を誇る仮想通貨取引所の日本法人としてサービス提供を行なっています。同取引所は金融庁によって仮想通貨交換業者に登録済みで、21年12月にはIEOによる資金調達支援事業の開始準備を行なっていることが報告されていました。

IEO実施の目的についてディライズ ファイは、23年上旬のゲームの正式リリースに向けて、独自トークンを流通させることを挙げています。IEO実施後には「Huobi Group」と共に世界展開を行っていく予定だとしています。また、HashPaletteにおいて代表取締役CEOを務める吉田世博氏は、Huobi JapanでのIEOを通して、日本発のブロックチェーンゲームのモデルケースを作って行きたいと語っています。

今回のIEOについての詳しい日時や参加条件などはまだ明らかになっていないため、引き続きプロジェクトの動向に注目していきたいと思います。

③De:Lithe Φの今後の展開

De:Lithe3

出典:De:Lithe Φ公式サイト

公式ウェブサイトで公開されているロードマップによると、ディライズ ファイは23年上旬にリリース予定となっています。

22年第3四半期には「第1回NFTプレセール」、およびゲームの概要紹介や詳細といった情報が公開されるということです。22年第4四半期には「第2回NFTプレセール」や「おしゃれ装備NFTセール」が開催されるほか、エコノミーについての詳細な情報が公開される予定となっています。そしてその後の23年第1四半期には、ゲームの公開およびダンジョンの所有権や大会の主催権などで報酬を稼ぐことのできる「オーナーシップ機能」の実装が計画されています。

④まとめ

ディライズ ファイは大きな人気を博しているスマートフォン向けオンラインRPGゲーム「De:Lithe」のブロックチェーン版ということで、早くもそのファンたちから熱い視線を集めています。ゲームをしながら稼ぐことのできるPlay to Earn(P2E)型を採用しているため、トークンを中心とした巨大なエコシステムが構築されることが予想されます。

そんな中、今回発表されたゲームトークンのIEOは、公開市場で取引されるよりも先にトークンを購入できる絶好のチャンスとなっているため、興味のある方は今のうちにHuobi Japanで口座を開設し、ディライズ ファイのIEOに参加する準備をしておくことをおすすめします。

The following two tabs change content below.

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
中島 翔




元ソース 詳細はこちら

「De:Lithe Φ」のゲームトークン、Huobi Japanで開催予定のIEOについて解説 | 仮想通貨ニュース

タイトルとURLをコピーしました