AaveDAO、v3開発貢献者に約2,200万円の事後報酬を検討へ

仮想通貨



2022-08-11 10:40:32

AaveV3の成功

DeFi(分散型金融)レンディングプロトコルAave(AAVE)で3月にリリースされた新バージョン「Aave V3」の評価は上々のようだ。

Aaveのガバナンスフォーラムでは10日に、Aave V3を開発した営利企業Aave Companiesが、約2,200万円(1660万ドル)の事後交付型報酬を申請。概ね賛成する回答が多く寄せられている。

Aave Companiesの申請書によると、1,660万ドルのうち1,500万ドルは開発にかかった費用、残りの160万ドルは計5社によるスマートコントラクトの監査費用である。

今回の報酬申請はイーサリアム共同創設者Vitalik Buterin氏が打ち出した、オープンソース開発を持続させるための資金調達ポリシー「Public Goods Funding」に則っている。

これは、「何が役に立つか(今後)」よりも「何が役立ったか(過去)」を評価し、公共財となる優れたプロダクトの構築者に、遡及的に報酬を付与するコンセプトだ。

Aave Companiesは、コミュニティのフィードバックに基づいて機能追加を施したAave V3が、Aaveエコシステムの全体的な拡大に貢献したと主張。リスク管理と資本効率を向上させ、プロトコルの柔軟性と分散化を同時に強化したと述べている。

Aave V3は迅速に流動性を集め、不利な市場環境にもかかわらず、アバランチ(AVAX)のインセンティブに乗じてアバランチでのV3の市場規模は約3,000億円(22億2000万ドル)まで成長。多くは

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