MakerDAO創設者、ステーブルコインDAIから米ドルをデペッグすることを「検討するべき」
2022-08-12 14:00:00
MakerDAOの創設者であるルーン・クリステンセン氏は、分散型自律組織(DAO)のメンバーに対し、MakerDAOのステーブルコインDAIを米ドル(USD)から切り離す準備を「真剣に検討」するべきだと主張している。
クリステンセン氏のコメントは、最近発表された仮想通貨ミキサーのトルネードキャッシュへの制裁を受けたものだ。8月11日にMakerDAOのDiscordチャンネルで、制裁は「残念ながら私が最初に考えたよりも深刻だ」と指摘する。サークルがこの制裁に関連してUSDコイン(USDC)のアドレスを凍結したが、このようなリスクを避けるために、ステーブルコインDAIから米ドルをデペッグする準備をするべきだと付け加えた。
「米ドルからのデペッグの準備を真剣に検討すべきだと思う。そうなることはほぼ必然であり、膨大な準備を行うことが現実的だ」
8月8日、米財務省の外国資産管理局(OFAC)は、トルネードキャッシュの使用を事実上禁止するとともに、同プラットフォームと関連するUSDCやETHのアドレスを制裁対象リストに掲載した。
この動きを受けて、USDC発行元のサークルは、制裁対象となったアドレスに紐づく7万5000ドル相当のステーブルコインを凍結した。
rune: we should seriously consider depegging from usd pic.twitter.com/HBMrPH7LrW— banteg (@bantg) August 11, 2022
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