香港金融当局、2025年までのフィンテック戦略に中央銀行デジタル通貨盛り込む
2021-06-09 10:01:25
香港金融管理局(HKMA)は8日、今後の金融戦略を示す「フィンテック2025」を発表した。この中にデジタル金融のイノベーションとしてリテールとホールセール双方の中央銀行デジタル通貨(CBDC)が含まれた。
レポートの中では2025年までの香港のデジタルファイナンスの普及のためにCBDCが盛り込まれた。
HKMAは国際決済銀行と協力し、香港ドルにおけるリテールCBDCの研究を進めている。研究ではデジタル通貨のリスクやメリット、ユースケースを調査する。
さらに発表文の中では中国のデジタル人民元とのクロスボーダー決済の利用についても協力すると言及した。
HKMAはアジアの中央銀行コンソーシアムの一員として、複数のCBDCのブリッジに取り組んでいる。これまでにタイなどと国境を超えたCBDCを作成するために協力している。
今回の「フィンテック2025」にはCBDCも含め、5つの重点分野をあげている。
その他の分野では、香港の銀行がデジタルファイナンス技術を確実に取り入れることや、計画されているフィンテックの拡大を支える強固なデータインフラを構築すること、ファンテック人材育成、サンドボックスの強化などフィンテックエコシステムの形成が盛り込まれた。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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