Kyber Network、AMMの流動性を強化する仕組み「DMM」を実装

仮想通貨



2021-04-06 14:59:05

Kyber NetworkのDMM実装

DeFi(分散型金融)プロトコルKyber Networkが、流動性を強化する新たな仕組みKyber DMM(Dynamic Market Maker)をローンチしたことがわかった。

Kyber DMMは次期大型アップグレード「Kyber3.0」の一環で、これからも新ロードマップに沿って新機能を実現させていくとした。

何ヶ月にもわたる調査の結果、Kyber Dynamic Market Maker(DMM)プロトコルのメインネットベータ版を発表できることに興奮しています。 🚀https://t.co/RjjAK3qe5V は、手数料を最適化し、流動性プロバイダーの非常に高い資本効率を可能にするように設計された次世代のAMMです。 https://t.co/aSMArRzw7t pic.twitter.com/QyvPEIOeQb

-カイバーネットワーク(@KyberNetwork) 2021年4月5日

Kyber DMMは、既存のAMM(Uniswap等)の仕組みと異なり、流動性および資本効率性を大幅に改良されたものだ。この仕組みには主に以下4つの特徴がある。

AMMと比較し、「拡大されたプール」の資本効率性がより高まる
取引のスリッページを軽減
自由に設定できる手数料、変動損失の軽減
中央集権的オラクルのリスクがない

Kyber DMMは「拡大されたプール(Amplified pools)」という仕組みを最大の特徴とする。では、Amplified poolsとは何か。ここでは、資金プールにおいて「AMP」という点数が導入され、数値が高いほど資本効率性が「一定の値幅」の範囲で高まる。プールクリエイターがあらかじめ設定し、流動性プロバイダーがそれぞれのAMPをもとに流動性を提供することができる。

また、同じトークンペアのプールでも、異なるAMPを導入することが可能。プールクリエイターはAMPに沿って、プログラム可能な「pricing curve(価格帯を表すカーブ)」を設定できる。一方、既存のAMMでは、トークンペアのpricing curveは不変で、フレキシビリティーに欠けている。

スリッページや手数料など

増幅…




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