元ソース<デスクロスが懸念されるなか、長期保有者は買いに転じたか:データ
2021-06-19 09:00:00
ビットコイン(BTC)のさらなる下落が懸念されるなか、長期保有者は保有残高を増やしているようだ。
データサイトのグラスノード(Glassnode)によると、6カ月以上ビットコインを保有している人の買いと売りを追跡した「ホドラー・ネット・ポジション・チェンジ」は、2020年10月下旬以来初めてプラスに転じた。ホドラーは、長期保有者を意味する暗号資産の俗語。
「データは、今はホドラーが買い手であることを示している。この指標は、長期保有者がビットコインについてどう考えているかを表している」とデルファイ・デジタル(Delphi Digital)は16日にコメントした。
グラスノードによると、長期保有者が保有するビットコインは、過去数週間で1100万BTCから1160万BTC以上に増加している。
出典:Glassnode長期保有者は現在、市場に強気の圧力をもたらしているが、必ずしも急激な上昇を意味しない。過去のデータを見ると、強気トレンドはほとんどの場合、長期保有者による継続的な買いの後にペースを強めている。
例えば、ビットコインが下落傾向にあった2018年の大半と、5000ドル以下で低迷していた2019年はじめ、指標はプラスになっていた。2019年第2四半期(4−6月期)には市場に強気ムードが戻り、6月末にはビットコインは1万3880ドルまで値を戻した。
デスクロスが懸念されるなか、長期保有者は買いに転じたか:データ