2021-06-22 08:20:51
仮想通貨市場のデータ動向
6月第3週の暗号資産(仮想通貨)市場。軟調な地合いが続くビットコイン(BTC)は15日には2週間ぶりに4万ドル台に復帰するも、FOMC(連邦公開市場委員会)で米FRB(連邦準備理事会)のパウエル議長が「量的緩和の縮小(テーパリング)」について議論を始めると発言。
「タカ派」の発言が金融市場にも波紋を起こしたなか、中国四川省の当局がマイニング事業者に業務停止を通告していることが報道されるなど、不穏なムードを拭いきれない状況が続く。
イーサリアム(ETH)は好調だった5月との取引量の差が顕著に表れており、20日には2,000ドル台まで割れた。
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BTCとETHの取引所出来高
イーサリアムだけではなく、ビットコインの出来高も前月比と比較すると大きく低下している。特筆すべきは、BTC出来高とETH出来高が6月8日以降、逆相関(BTC取引が増加、ETH取引が減少)している点だ。
また、仮想通貨市場全体を見ても取引量の減少が目立つ。The BlockのLars Hoffman氏は「今のペースを続けると6月の現物取引量は1.27兆ドル(約140兆円)になる」と予測し、これは前月比で-45%の減少に相当する。
大手取引所の日間取引量(7日移動平均)
BTCホドラーは堅調:著名アナリストの考察
短期的な下落相場を受け、仮想通貨市場は不穏な空気が漂うが、著名オンチェーンアナリストのWilly…
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