第二四半期の電力消費のうち56%が再生可能エネルギー=ビットコイン・マイニング協議会調査 信憑性には疑問符も

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第二四半期の電力消費のうち56%が再生可能エネルギー=ビットコイン・マイニング協議会調査 信憑性には疑問符も

2021-07-02 10:57:58
第二四半期の電力消費のうち56%が再生可能エネルギー=ビットコイン・マイニング協議会調査 信憑性には疑問符も

ビットコイン・マイニング協議会(BMC)のレポートによると、世界のビットコイン・マイニングで使われる電力のうち、第二四半期に56%が再生可能エネルギーが占めたことが分かった。
1日に発表されたリリースによると、「ビットコインマイニングに使われるエネルギーは急速に効率化が進み、どの主要国や産業よりも高い比率で再生可能エネルギーを使用しており、マイニングのエネルギー量は取るに足らないことが示された」と強調した。
ただ、この調査の信憑性が高いかは疑問だ。
調査では実際のエネルギー消費を詳細に調べたわけではなく、BMCメンバーに聞き取り調査を行っただけだからだ。メンバーは現在、64%が再生可能エネルギーを使用していると回答。BMCメンバーは全世界のビットコインネットワークの32%に相当することから、世界では56%が再生可能エネルギーに対応していると算出した。
Global Sustainable Energy Mix: Bitcoin Mining Councilレポートによると、BMCはメンバーに対し、「1日の全体の電力消費量はいくらか」「現在の電力構成における再生可能エネルギーの割合はいくらか」「現在の総ハッシュレートはいくらか」という3項目のみの聞き取り調査から数値を算出しただけで、どこまで実際の活動に則しているかは不明だ。
レポートでは、全世界で生み出されているエネルギー量162,194TWhに対し、マイニングでのエネルギー消費は189TWhと0.1%ほどになるとした。
Bitcoin Mining Global Energy Use: Bitcoin Mining…

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