7月のGBTC売却解禁はビットコインの価格には影響少ない=QCPキャピタル

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7月のGBTC売却解禁はビットコインの価格には影響少ない=QCPキャピタル

2021-07-09 10:31:48
7月のGBTC売却解禁はビットコインの価格には影響少ない=QCPキャピタル

仮想通貨投資信託を手がけるグレイスケールのビットコイン投資信託(GBTC)の売却解禁を受けても、ビットコイン価格はそれほど動くことはないとQCPキャピタルは考えているようだ。
仮想通貨トレード企業のQCPキャピタルが7日に発表した最新のマーケット・アップデートで、今後数週間でGBTCがビットコインの価格変動要因になることは少ないと指摘した。

GBTCの「大きな影響ない」

既報のように、GBTCを購入した機関投資家は6ヶ月のロック期間(購入してから半年は売却できないと決められた期間)を経て、7月に大量の売却が可能となる。規模が大きいことで市場のボラティリティが高まり、売り圧力でビットコイン価格が下落するのではないかと予想されている。
例えば、7月18日は、16240BTCと最も規模の大きいロック解除日だ。現在の価格では5億3000万ドルに相当する。
しかしQCPはそれほど心配する必要はないという。
「今度のロック解除では、GBTC以外の市場には大きな影響を与えるものではないだろう。以前から現物で申し込んでいた大口の機関投資家のポジションのほとんどは、先にアンロックされており、現在の割引価格での売却はしたがらないからだ」
現在のロック解除イベントは8月中旬にはすべて終了する予定で、売り圧力の可能性は下がっていくようだ。
GBTC unlocking events chart. Source:…

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