迫る「弱気クロスオーバー」、ビットコインは一時3万3000ドル割れ

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2021-07-13 09:05:50
迫る「弱気クロスオーバー」、ビットコインは一時3万3000ドル割れ

ビットコイン(BTC)は小康状態が続き、価格は2週間以上、3万2000ドル〜3万5000ドルの狭いレンジで推移している。13日朝(日本時間)には一時3万3000ドルを割った(CoinDesk 20のデータ)。

出典:CoinDesk横ばい状態が長く続いているため、相対力指数(RSI)のような人気指標はもはや方向性を示していない。

だが、長期移動平均線の分析は、今後さらに弱気相場となることを示している。ビットコインの100日移動平均(MA)が200日MAを下回ろうとしている。これは2020年5月以来のことだ。

いわゆる「弱気クロスオーバー」は、50日MAが200日MAを下回る「デスクロス」となった数週間後に発生する。長期の移動平均線による弱気クロスオーバーは、しばしば値動きに遅れ、トレーダーを間違った判断に陥れる。

例えば、ビットコインは2020年5月、100日MAと200日MAの弱気クロスオーバーの後、弱気の動きはほとんどなかった。同様の弱気クロスオーバーは、2018年4月、2014年10月、2014年4月にも見られ、中間的な価格の底と一致している。2019年11月の弱気クロスオーバーの後は、大きな下落が続いた。

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