NFTはデジタルデータの真正性や信頼性の裏付けとなるか?MITが実証研究

仮想通貨



2021-07-28 15:00:39

NFTの実用性を検証

スイスのブロックチェーン企業、ジェルリダ(Jelurida)社が開発するアーダー(Ardor)プラットフォームでは、ブロックチェーンゲームやNFTなどに関連したプロジェクトが盛んだ。

本記事では、アーダーブロックチェーンの主たるチャイルドチェーンであるイグニス(Ignis)が実証実験のツールとして採用された2つの事例を取り上げ、どのような研究が行われたのかを見ていく。

ひとつは、NFTの発行がアイテムの真正性の裏付けになるのかどうかを検証したクリエイティブ業界における実証実験で、もうひとつは、デジタルIDを活用した情報源の信頼性担保が実現可能かどうかを検証したメディア・出版業界における実証実験だ。

どちらもAlexander Pfeiffer博士により2年間行われた、ブロックチェーンと教育に関する研究結果に基づいている。Pfeiffer博士は2019年〜2020年に、マサチューセッツ工科大学(MIT)の比較メディア研究/ライティング部門でポスドク研究員を務めており、現在はオーストリアのダヌーブ大学クレムス校に戻り、芸術・文化研究部門の一部である新しいテクノロジーズ・ラボを率いている。

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