「SECは仮想通貨を規制する権限を持たない」CFTC委員が主張
2021-08-06 09:34:13
米証券取引委員会(SEC)が仮想通貨業界の監督範囲を拡大する中、商品先物取引委員会(CFTC)のブライアン・クインテンツ委員が、仮想通貨規制はSECの管轄ではないと主張した。
クインテンツ委員は4日、ビットコインなどの仮想通貨は、SECではなくCFTCが規制すべきだと述べた。
クインテンツ氏は、仮想通貨はコモディティであるため、SECが規制する証券とは異なり、CFTCの管轄下にあることを強調し、次のように述べた。
「ここではっきりさせておきたいのは、SECは純粋なコモディティやその取引所に対して、それが小麦であれ、金であれ、石油であれ、…そして仮想通貨であれ、権限を持たないということだ」
クインテンツ氏の発言は、クリストファー・ジャンカルロ前CFTC委員長がツイッターで同様の発言をしてから約30分後に行われたものだ。ジャンカルロ氏は、ビットコインや仮想通貨市場を規制した経験がある米国の規制機関はCFTCだけだと主張した。
「バイデン政権が仮想通貨規制に真剣に取り組むなら、CFTC委員長を指名する必要がある」とジャンカルロ氏は指摘した。
Only one US regulatory agency has experience regulating markets for #Bitcoin & #Crypto and it is not @SECGov. It is @CFTC. If #BidenAdministration is serious about sensible #Cryptocurrency #regulation, it needs to nominate a CFTC #chairman.— Chris Giancarlo (@giancarloMKTS) August 4, 2021
米下院の常任委員会である米下院農業委員会もクインテンツ氏の発言を長文の場合は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
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