プライバシー保護にNFT活用へ オーキッドの新たな取り組み

仮想通貨



2021-08-18 17:00:51

NFTによるプライバシー保護

NFTは「Non Fungible Token」の略で、唯一無二の価値を持つトークンのことを指す。

例えば、仮想通貨(暗号資産)のイーサリアム(ETH)は、同じ1ETHであれば同等の価値を持ち、基本的に同一であると見なされる(1ETH=1ETH)。このことからイーサリアムは「Fungible Token」であり、価値が同じで同一だとみなれるため、交換が可能だ。

DeFi(分散型金融)の基盤にもなるイーサリアムのブロックチェーンでは、ユニスワップ(UNI)などの仮想通貨が発行されているが、こういった銘柄は「ERC-20」という規格で作られている。

一方でイーサリアム上のNFTは別の規格「ERC-721」で作成。ユニスワップなどの交換可能なトークンと違い、NFT用の規格は個別の識別子と、発行日時や追加のデータを記述する余白を持つ。そのため、唯一無二の価値を持つトークンが発行できる仕組みになっている。

デジタル証明書としての機能

またブロックチェーンの技術で、NFTとそれを所有するアドレスが紐づけられて管理されているため、所有権の証明が可能だ。この特徴は高額なアート作品の売買でも活用されており、NFTは「所有権のデジタル証明書」としても機能する。

所有権の証明に使うことができれば、



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