MPC(マルチパーティ計算)は安全か?──リキッド、ハッキングの波紋

仮想通貨


元ソース<MPC(マルチパーティ計算)は安全か?──リキッド、ハッキングの波紋

2021-08-23 13:10:04
MPC(マルチパーティ計算)は安全か?──リキッド、ハッキングの波紋

暗号資産(仮想通貨)取引サービスを手がけるリキッド(Liquid)は8月19日、同社シンガポール法人のQUOINE PTEが利用するウォレットがハッキングの被害を受けたと発表した。

「このたび、弊社のシンガポール現地法人であるQUOINE PTEが利用しているMPCウォレット(暗号資産の入出庫管理に利用)がハッキングの被害を受けました」(同社ブログ)

被害額は、約1億ドル(110億円)にのぼると見られている。

暗号資産の世界ではハッキングは珍しいことではないが、リキッドのハッキングは、MPC(multiparty computation:マルチパーティ計算)技術が狙われたことで注目を集めている。MPCは暗号資産への参入を検討している銀行や大手企業が採用する高度な技術だ。

MPC(マルチパーティ計算):暗号資金を管理する秘密鍵を複数の断片に分割して保管し、共有することなく(分割したまま)運用する技術。

MPCを採用した企業をめぐる動きは、この技術に対する需要を示している。例えば、米決済大手ペイパルは3月にカーブ(Curv)を買収、6月には米暗号資産取引所ジェミニ(Gemini)がShard…

長文は切り捨ている場合があります。元ソースよりご確認ください。

元ソース

続き・詳細はこちら MPC(マルチパーティ計算)は安全か?──リキッド、ハッキングの波紋

タイトルとURLをコピーしました