エルサルバドル、海外投資家もビットコインの資本益が無課税

仮想通貨



2021-09-14 12:00:40

海外投資家にも非課税

世界で初めて暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を法定通貨として採用したエルサルバドルでは、海外投資家に対してBTC取引における課税を免除する方針であることがわかった。政府関係者の話として、フランスのメディアAFPが報じた。

ブケレ政権の法律顧問であるJavier Argueta氏は、「ビットコインを資産として保有し、高い利益を上げた場合でも税金はかからない」とコメント。海外投資家に対しても増資や収入も非課税であるという。

Argueta氏は海外からの投資を促すためにこの政策を導入したと説明した。

公式アプリで資金洗浄対策

また、国際機関からの指導を受け、エルサルバドルの公式ビットコイン・ウォレットアプリ「Chivo」には資金洗浄対策(AML)やトレーサビリティ(追跡可能性)機能を導入している最中であると説明。ビットコインの法定通貨化を巡り、エルサルバドルはIMF(国際通貨基金)や世界銀行などの国際機関から懸念を表明されていため、これに応えた格好であると思われる。

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さらに、同氏は、極端な価格変動の影響を最小限に抑えるために、ビットコインの価値が暴落した場合、アプリ上での取引が一時的に停止される可能性があると述べた。

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