2021-10-23 15:00:09
Web3.0への転換点
インターネットはいま、重大な転換点を迎えつつあります。10年前には想像もつかなかったような、社会の根幹を揺るがすような変化の瀬戸際にあるともいえます。
Web 3.0は、より分散化された、オープンかつ安全なインターネットを、正しい指針のもと提供することが可能です。その実現のためには、企業ではなく個人が、そして利益ではなくプライバシーが、Web 3.0の主導権を握る必要があります。
関連:Web3.0で何が変わる? ブロックチェーン技術が実現させる新しいインターネット
データ争奪戦
Web 2.0時代は、スマートフォン、ソーシャルメディア、クラウドコンピューティングなどのイノベーションがもたらされました。これらの発展と同時に、データを収集してそれを商業利用することが急速に脚光を浴びるようになりました。しかし、データ収集とその使用に関する規制はほとんどないまま、データ利用はキャピタルゲインやマーケティングの成功のために乱用されました。
政策立案者は、欧州の「GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)」や、「MiFID II(Markets in Financial Instruments Directive II:第2次金融商品市場指令)」などの法律を通じて、これを取り締まるようになりました。また米国では、消費者保護の強化の観点から独占禁止法が更新されています。
問題の根幹にあるのは、データが貴重な「商品化」してしまったということです。しかし、データの保護は、大企業にとっては利益に相反するものなのです。
プライバシー保護の失敗
ウェブ…
。
長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
元ソース
続き・詳細はこちら Web3.0時代のデータとID管理とは|Ontology(オントロジー)寄稿