中国「デジタル人民元」利用のマネロン事件で初の逮捕者

仮想通貨



2021-11-04 20:49:39

DCEP利用した事件、初の摘発

中国内陸部の新密市の公安警察は2日、中国政府が開発・実証実験中のCBDC(デジタル人民元)を悪用した資金洗浄グループら11名を逮捕した。デジタル人民元(DCEP)を利用した資金洗浄の摘発は、中国では初の事例とみられる。

犯人らは9月頃、被害者にオンライン注文した商品に不備が発生したと電話で連絡。価格の3倍を弁償することと引き換えに、「身分証明」と謳って複数回に渡り総額20万人民元(約360万円)の送信を要求したという。

取引履歴を調査した警察当局は、従来のオンライン決済とは異なる点を発見。最終的には中国南東部の福建省に在住する26歳の男性を逮捕し、資金洗浄(マネーロンダリング)を支援した疑いでカンボジアに拠点を置く詐欺グループの団員ら合計11名が逮捕された。

捜査を行なった地元当局によれば、これまでもデジタル人民元を利用した詐欺やマネロン事例はあったものの、犯人らの摘発に至ったのは今回が初の事例であると考えられるとしている。

デジタル人民元とは

2014年より中国の中央銀行が開発しているCBDC。e-CNYやe-Yuan、DCEP(Digital Currency/Electronic Payment)などとも呼ばれる。2020年後半より、中国各地で大規模な実証実験を行なってきた。

国際的な利用も一部では懸念されており、世界各国の中央銀行の約80%が中国に追随する形でCBDCの実証実験・研究および検討を余儀なくされている。

▶️仮想通貨用語集

中国の中央銀行である中国人民銀行が7月に公開した



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