仮想通貨支持派の米上院議員、パウエル議長の再任を不支持

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2021-12-02 11:59:52

ルミス議員、パウエル議長の再任を不支持

米国のシンシア・ルミス上院議員(共和党)は11月30日のウォールストリートジャーナル(WSJ)に、暗号資産(仮想通貨)事業に関連して、連邦準備制度理事会(FRB)が役割を果たしていないとする論説を発表。

また、Decryptoが関係筋の話として報じたところによると、ルミス議員は、ジェローム・パウエルのFRB議長への再指名と、ラエル・ブレイナード理事の副議長への昇格を支持しないよう、他の共和党議員に働きかけているという。

「特別目的預託機関(SPDI)を妨げている」と批判

Lummis氏の批判は、特別目的預託機関(SPDI)をめぐるものだ。SPDIとは、2019年に米ワイオミング州議会が新しく金融機関の地位として制定したもので、仮想通貨企業が法的根拠を得て、カストディや資産管理サービスを提供できるようにする。なお、顧客の法定通貨預金で融資を行うことは禁じられている。

これまでに、仮想通貨取引所クラーケンや、デジタル資産銀行アバンティなどが、ワイオミング州からSPDIとして承認されてきた。

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