大きくギャップダウンしたBTC先物 暴落は波乱の先行指標か?【仮想通貨相場】
2021-12-06 17:00:00
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
先週(11月29日〜12月5日)のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比919,657円(14.11%)安の5,600,000円と大幅安となり、およそ2ヶ月ぶりの安値となった。
先週のBTC相場は、新型コロナウイルスのオミクロン変異株に関するヘッドラインや、パウエルFRB議長の早期政策正常化示唆に振り回されながらも、高インフレ持続の見通しや節目56,000ドル(≒638万円)での買い支えにより、650万円周辺で上値が重くも底堅い展開となった。しかし、3日の米雇用統計で失業率が4.2%と前回の4.6%から大幅に改善したことを受け、セントルイス地区連銀のブラード総裁が政策引き締めを支持すると、相場は保ち合いを下方にブレイク。週末4日に前週の安値を割り込むと更に売りが加速し、1,350億円相当のロングの投げを伴い相場は42,000ドル(≒475万円)付近まで暴落した。
その後は、お馴染みのエルサルバドル大統領のBTC押し目買いもあり50,000ドル(≒565万円)近辺まで反発するも、足元ではアジア株の軟化に連れ安となり、鈍い戻りとなっている。
第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
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